Endings
夢の宮殿
夢の庭師、心の暴君、庭園にひとり佇むあなた。
ID: 283
Outcome: Narrow Victory
Open After Story: Yes
Manual Prompt: Yes
Text:
前のスルタンが黄金の玉座を去った直後、あなたはハレムでサダルニを見つけた。
あなたは彼女に告げた。腹の子を次のスルタンに据えることができる。その条件は、この子の代わりに朝政を取り仕切る摂政王として、あなたを任命することだ、と。
サダルニの瞳は一瞬輝いたが、すぐに陰りを帯びた……
「でも、誰も信じてはくれません。私が身ごもった時期と、先王が私をお召しになった時期が合わないのです……ずっと考えていましたが、私に味方する貴族は足りません……もしあなたが軽率に私を玉座へ押し上げれば、あなたも、私も、この子も殺されます」
だが彼女はまだ、あなたが何者なのか……いや、何であるのかを知らない。
あなたは掌を開き、小さな陶土の鍵をサダルニに示した。それは精神の至高を象徴し、開悟者の権能を示す印。あなたは世界を創造することすらできた。だがその鍵が開くはずだった扉を、あなたはくぐらなかった――あるいは、あえてくぐらなかった。今、その至高の権能を携え、人の国を統べることなど造作もない。
あなたはサダルニに、未来の国の姿を語る。宮殿にも等しい夢の庭園を築き、その境界を限りなく広げていく……庭を見渡せば、芝生から一輪、また一輪と花が芽吹いていく。
その一輪一輪が生きた夢、無防備な夢見る者だ。あなたは夢の宮殿の王であり、庭の庭師。ほかの者たちは、せいぜい庭に咲く花にすぎない。あなたが庭を歩けば、摘み取るのは他人の夢。従わぬ大臣たちは夢から叩き起こされる。巨大なあなたが見下ろし、無造作に踏み潰す悪夢を見て、夢の破砕とともに気が狂いそうなほどの痛みに襲われる……
彼らはようやく悟る。戦場は一つではない。政治も戦い、刃も戦い、夢の中の角逐もまた戦いである。だが彼らが勝ち取るのは、常に最も取るに足らぬ勝利だけ。あなたこそが主であり、彼らの精神も肉体も、すべてあなたの領域の内にある。
サダルニは半信半疑だった。だが徳高く、しかも頑迷な老貴族たちが彼女の前に跪き、泣き叫びながら懇願した。サダルニの腹の子こそスルタンの子であると証言する、だから摂政王よ、どうかこれ以上私たちの夢を責め立てないでくれ、と。彼女たちは狂いかけていた。
サダルニは恐怖に震えながら玉座へ押し上げられ、あなたはその傍らに立ち、この国を統治し始める。
それ以来、昼の世界は前スルタンの時代とほとんど変わらない。人々は慣れた営みを続け、称賛の言葉は宛名を変えるだけで済んだ。だが夜になると、あなたは庭を巡り、芽吹く雑草、絡みつく蔓、棘あるトウゴマを探し出し――この帝国にふさわしくない夢をひとつ残らず摘み取っていった……
References
Referenced in Effects
This ending is used in effects for the following entities.