Endings

全ては本の中にある

あらゆる知識を手にしようとするとは、凡人の身でこれ以上の思い上がりがあるだろうか?それにしても、あなたはやり遂げてしまった!

ID: 288

Outcome: Great Victory

Open After Story: Yes

Manual Prompt: Yes

Text:

あなたは、自らを王として擁立した人々の前に立ち、興奮に満ちた彼らの顔を見渡す。あなたは知っている……自分が彼らとは違う存在だということを。



これで何度目だろうか。



目を覚まし、宮殿へ向かい、スルタンがこのゲームに興じるのを止めようとし、やがて渦に巻き込まれ、もがきながらこのゲームを終わらせる……



これで何度目だろうか。



あなたはいつから、このすべてを覚えているのだろう。何もなかったかのように振る舞わなければならない。そうしなければ、人々はあなたを狂ったと思うだろう。だがあなたは、誰もが辿る運命を知っている。守れるのはほんの一部だけ……他の者たちが過酷な運命へと飲み込まれていくのを、目を閉じて見送るしかない……



きっと、この本から始まったのだとあなたは思う。「ループ」の存在に初めて気づいたのは、この本がきっかけだった。あのとき、あなたはアサールと話したばかりだった。白紙のはずの本を開き……そしてそこに、ひとつ前の「あなた」が残したものを読んだ。



この本は錨のようなものだ。あるいは、ビーコンのようなものだ。無数に入り乱れる世界の中で、あなたはこれを掴み続けなければならない。



だからあなたは、何度も偉業をやり遂げ、そのたびに新たな記録を書に書き加えていった。誰かに約束されたわけではない。それでも、本を満たしたその瞬間に何かが起こると、なぜか信じていた。



そして今、ついに完成した。最後の項目を書き終えても何も起こらない。本を閉じても何も起こらない。あなたは思わず落胆しかける――そのとき。あなたは再び、自らを王として擁立した人々の前に立ち、興奮に満ちた彼らの顔を見渡していた。



あなたは無意識に本を掲げる。本来なら持ち上げるのも難しいほど重いはずなのに、手の中では羽のように軽い。本はあなたの手を引くように浮かび上がる。そして――あなたは自分の声をはっきりと聞いた。



「スルタンの名において宣言する!全ては本の中にある!」



次の瞬間、光があなたと書からあふれ出す。光の波が広がった先で、変わるものもあれば、変わらぬままのものもある……



全ては本の中にある。

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Referenced in Effects

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结局-百科全书