Endings
モズの森
1匹の巨大なドラゴンを殺すことは簡単ですが、よきスルタンとなることは困難です。
ID: 294
Outcome: Narrow Victory
Open After Story: Yes
Manual Prompt: Yes
Text:
スルタンはあなたの前に倒れた。
あなたは手にした剣を高く掲げる。周囲からは狂気じみた歓声が巻き起こる――ドラゴン退治の英雄、そしてスルタンを打ち破った新たな統治者!帝国にとってかつてない栄光の瞬間だ。人がここまで辿り着けるなど、誰が想像しただろうか。
しかし、火竜を討つことに比べれば、一国を治めることのほうがはるかに難しかった。あなたがこの国にもたらした変革はあまりに多く、しかも十分な支持者をあらかじめ固めてはいなかった。その結果、貴族階級はあなたのドラゴン退治の英雄という名を利用して私腹を肥やし始めた。彼らはあなたへの献上だと言って勝手に税を引き上げ、あなたの離宮を建てるためだと称して自由民の土地を奪い、あなたの征服を助けるのだと言いながら私兵を増やしていった。
こうした卑劣な振る舞いに、あなたは激しい苛立ちを覚え、ついに陰で策を巡らせていた貴族の一人を処刑した。――効果はてきめんだった。彼らは一斉におとなしくなった。
数か月後、今度は別の貴族が若い娘を強引に徴し、あなたに献上すると言い立てた。あなたは再び貴族の一人を殺した。すると数名の大臣が「処罰が重すぎる」と抗議した。あなたはその中で最も無能と思われる一人を選び、見せしめとして処刑した。抗議の声はそこで止んだ。
そのときあなたは悟る――殺戮こそが国家を治める最良の方法なのだと。そしてあなたは、さらに多くを殺した。都市には処刑柱が林立し、死体は至るところに吊るされた。いつしか人々はあなたの王都を「モズの森」と呼ぶようになった。
当然ながら、あなたの敵は増え、友は減っていった。人々があなたを恐れるのは、ドラゴンを討ったからではない。あまりにも多くの同胞を殺したからだ。ラピスラズリで飾られた宮殿はしばしば静まり返り、誰も口を開こうとしない。誰も死にたくはなかった。やがて市井に出回る粗末な読み物に、「ドラゴン退治のスルタン」と題された風刺画が現れた。そこに描かれていたのは、翼を生やし烈火を吐く邪悪なドラゴン――あなた自身だった。あなたはそれらの制作に関わった者をすべて処刑した。本物の悪竜がそうするであろうように。
好きに言わせておけばいい――どう罵ろうと構わない。もし彼らがあなたの座に就いたなら、あなた以上にうまくやれたというのか。
References
Referenced in Effects
This ending is used in effects for the following entities.